円形脱毛症について
円形脱毛症について
円形脱毛症と聞くと「ストレスの病気」と思われることが多いようですが、
円形脱毛症とストレスの因果関係を示す医学的なデータは、
いまのところありません。
しかし、たとえばカウンセラー(心理職)などからも、幼少のころから思春期、
大人に至るまで、ストレスの多い状況になると円形脱毛症を繰り返してきた
女性の事例が報告されています。
また、患者さんには、性格的に几帳面でまじめな人が多く見られることなど
からも、ストレスは、円形脱毛症の見過ごせない誘因(きっかけ、引き金)の
1つであるといえます。
最近では、「自己免疫疾患」の一種という見方が有力です。
人間の体には、細菌やウイルスなど外敵の侵入から自身を守る「免疫」機構が
あり、おもにリンパ球がその働きを担っています。
円形脱毛症の患者さんの脱毛部分の頭皮を観察すると、毛根にリンパ球が
集まり、毛根が萎縮しています。
何らかの理由でリンパ球が、自分の体の一部である毛根を、「外敵」「異物」
と間違えて攻撃して、髪の毛の成長が止められているようなのです。